赤ちゃんの昼寝時間はいつまで?起こした方がいいの?アレコレを徹底解説!
赤ちゃんの仕事は泣くこと食べること、そして寝ることですね。新生児期の赤ちゃんは本当によく寝ますが、月齢が上がってくるとだんだんと昼間に寝る時間も少なくなってきます。どのくらい寝かせたら良いのか、夜の寝かしつけに影響するかなど赤ちゃんの昼寝に関して色々と解説していきますよ!
目次
赤ちゃんの平均的なお昼寝時間は?
生まれたばかりの赤ちゃんは基本的にはずっと寝ています。起きてきてミルクやおっぱいを飲んでまたすぐに寝て…そうして1日が過ぎていきます。そこから少しづつ起きていられる時間が増えていくのですが、月齢が上がるにつれて、どのくらいのお昼寝が必要なのでしょうか?
個人差が大きいものですので平均的な数値を掲載しますので参考にしてみてください。
新生児期の赤ちゃんのお昼寝
この時期の赤ちゃんは昼寝も夜の睡眠も区別がなく、基本的にはずーっと寝ています。睡眠時間は16~18時間と言われていて、1日のほとんどを寝て過ごしています。おなかがすいたりおむつが濡れていると泣いて知らせてくれます。
生後2ヶ月くらいまでは新生児と同じような睡眠ペースが続きます。
生後3ヶ月、4ヶ月の赤ちゃんのお昼寝
生後3ヶ月くらいになってくると少しづつ昼と夜の区別が付つくようになってきます。なので生活リズムを整えて昼夜が逆転しないように気をつけましょう。
お昼寝は午前中に1時間、午後に2~3時間、夕方に1時間程度の合計3回くらいが適当です。このくらいの月齢以降は夕方のお昼寝が遅すぎたり長過ぎたりすると夜の睡眠に影響が出てしまうので、17時以降は行わないようにすると良いでしょう。
生後5ヶ月、6ヶ月の赤ちゃんの昼寝
この頃の赤ちゃんは起きていられる時間がだいぶ増えてきます。お昼寝は午前に1時間、午後に2~3時間の2回程度が適当です。夜泣きが始まる赤ちゃんも多く、悩まされるパパママも出てくる時期ですね。夜泣きや黄昏泣きは昼間の赤ちゃんの過ごし方も大きく影響してきます。
あまり昼寝をさせすぎずに運動をさせることで夜によく寝てくれたりもします。夜あまり寝てくれない場合は1日の生活を見直してみるといいかもしれませんね。
生後7ヶ月、8ヶ月の赤ちゃんの昼寝
人見知りが始まる時期であるこの頃のお昼寝は午前に1時間、午後に2時間の2回が良いでしょう。おすわりや寝返り、ずりばいなど体の動かし方も色々とできるようになり、運動もたくさんできますので起きているときは体を使った遊びも積極的に行うと夜の睡眠が深くなるので良いですね。
生後9ヶ月から1歳の赤ちゃんの昼寝
このくらいの月齢になってくると午前に30分、午後は2時間くらいの2回のお昼寝がちょうどいいですね。赤ちゃんによっては午前のお昼寝は必要ない場合もあります。赤ちゃんの様子を見て調整してあげましょう。
良いお昼寝のコツ
平均的なお昼寝の回数や時間を紹介しましたが、全てこの通りにやらなくてはいけないという訳ではありませんので安心してくださいね。そしてお昼寝をするときに知っておくと良いコツがあります。知っているのと知らないのでは大違いですので、ぜひチェックしてみてください。
寝かせすぎはダメ!
生後2ヶ月くらいまではほとんど寝て過ごしているのであまり気にしなくて良いのですが、昼夜の区別がつき始める生後3ヶ月以降になったら赤ちゃんを寝させすぎないということも考えなくてはいけません。
特に夜泣きが始まる生後6ヶ月くらいになってくると、日中のお昼寝の長さや時間帯が夜の睡眠の質を左右します。大人と同じで昼間に寝すぎていたら夜は眠くなりませんから夜泣きはひどくなりがちになります。
夜泣きがひどかったり、寝かしつけに苦労しているという場合は先に紹介したお昼寝時間と照らし合わせてみて、寝させすぎていないかチェックしてみてください。寝すぎている場合は時間になったら起してあげましょうね。
17時以降は昼寝しない!
夜の就寝時間を20時と考えると、17時以降に昼寝をしてしまった場合はやはり睡眠に入りづらくなりますし、浅くなりがちになってしまいます。その結果夜泣きにもつながります。
おでかけした日などは思った時間に昼寝ができずにどうしても遅くなってしまう場合などもありますよね。そのまま昼寝をさせなくて済めばそれで良いですが、どうしてもぐずってしまう場合は、30分くらいの短い時間だけ昼寝をさせて、時間になったら起こすようにするといいですね。
環境を整える
赤ちゃんにとってお昼寝を含む睡眠はとても大切なものですから、快適な環境を作ってあげることは重要なことです。温度や湿度は季節にあった適切なものになっているかなどもチェックしておきたいですね。
特に夏は汗を吸ってくれる素材の服やシーツなどを使って快適に寝てもらいましょう。
昼寝は真っ暗じゃなくてもいい!
昼夜の区別がつき始めたら、お昼寝はあえて真っ暗な環境にしない方がいいんです。真っ暗にしてしまうと赤ちゃんは夜と勘違いして体内時計が狂ってしまうんですよね。お昼寝はあくまでも日中に少しだけ寝る時間ということを赤ちゃんにもわかってもらうために夜の睡眠とは違う日中の環境でOKです。
また、全くの無音状況下に置かなくても日常生活をしている中で出る音はしても構いませんよ。
生活リズムをつける
お昼寝をさせたいけど赤ちゃんが嫌がってしないということもあります。無理やり寝かせようとすると逆に大泣きしてしまったり…。そんなときは生活リズムが整っているかどうか確認してみるといいかもしれません。
- 朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びる
- 午前中決まった時間に離乳食を与える
- 日中はお散歩などをして外出
- 昼間に体を使って運動させる
- 夜は決まった時間に就寝
など、毎日ある程度同じ時間に同じような行動をしていると赤ちゃんも生活リズムが整ってきて、「この時間になったら昼寝だな」と何となくわかってきてすんなりと寝てくれたりもします。
毎日継続していくのはなかなか難しいかもしれませんが、意識してやってみると良いですよ。
まとめ
赤ちゃんに関することは何でもそうですが、お昼寝に関しても本当に個人差が大きいです。毎日しっかりとお昼寝をしないとぐずってしまう赤ちゃんもいますし、まったくお昼寝をしなくても大丈夫な赤ちゃんもいます。
短時間のお昼寝の方が合っているという赤ちゃんもいるので迷ったら色々と試してみて赤ちゃんの様子を観察してみるのが一番です。夜にしっかりと寝てくれることが一番重要ですからね。
体内時計がしっかりして、夜もある程度の時間まとまって寝てくれたらパパママもだいぶ楽になってくるはずです。お昼寝は夜の睡眠の質に直結する大切なことですので、赤ちゃんにあった昼寝ができているかもう一度考えてみましょう。