赤ちゃんの虫よけ対策!室内と屋外(ベビーカー)のおすすめはコレ!
2016/08/29
赤ちゃんの肌が蚊などの虫に刺されてしまうとかわいそうですよね。
特に虫の多い夏には気をつけたいところです。
ここでは主に乳幼児のためのおすすめの虫よけ対策を室内と外出時に分けてそれぞれ紹介していきます。
目次
赤ちゃんの虫よけ対策【室内】
まず基本的な対策として室内に虫を入れないような工夫をしましょう。
- 窓を開けるときは必ず網戸を閉める
- 家の中に潜んでいるイエダニなどの虫を駆逐する
- 玄関に吊り下げタイプの空間用虫よけをする
などの対策が効果的です。
ではおすすめの虫よけグッズを紹介します。
1.ママのための置くだけ簡単ダニシート(10枚入り)
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屋内の虫刺され対策で気をつけたい虫の1つがイエダニです。
イエダニの多くは布団に潜んでいるのですが、赤ちゃんのために殺虫剤などの薬剤などを使った虫刺され対策はしたくない気持ちがありますよね。
そんな時に活躍してくれるのがこのダニシートです。
布団やカーペットの下などに置くだけでダニを誘い込んで捕まえてくれます。
処理はシートをそのまま捨てるだけのお手軽商品です。
2.Yoosion ワンタッチ蚊帳
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幅180cm、高さ150cm、長さ200cmの大型の蚊帳です。
赤ちゃんが寝ている布団やベビーベッドを丸ごと覆うことが出来ます。
1mmのメッシュで物理的に蚊などの虫の侵入を防ぐアイテムです。
3.天蓋カーテン
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天井から吊り下げるタイプのおしゃれな天蓋カーテンです。
ブルーのメッシュ生地にカワイイ星がレイアウトされているのがポイントです。
メッシュ加工により夏場の冷房の風が直接赤ちゃんに当たらないのも蚊帳のメリットですね。
4.ピジョン 虫くるりん
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ベビーベッドなどに吊り下げて使うタイプの虫よけアイテムです。
赤ちゃんの虫よけアイテムを選ぶ際の注意点として、ディート成分が入っていないディートフリーのものを選ぶというポイントがあります。
ディート成分とは、一般的な虫よけスプレー等に使われている化学成分です。
毒性も低く危険性はないと言われているのですが、海外で健康被害の報告もあり、日本では厚生労働省が製造販売会社に対して使用上の注意を表記するように義務づけています。
赤ちゃんに対しては6ヶ月未満の乳児には使用しないことと指示しています。
ピジョンの虫くるりんはディート不使用で、天然ハーブ由来成分100%使用ですので安心して使うことが出来ますね。
また、こちらのアイテムはベビーカーに吊り下げることで外出時に使えます。
1つで90日間持つので、1つあれば室内とベビーカーでの外出時の両方で使ってもワンシーズン持ちますね。
蚊取り線香や電子式蚊取り器は赤ちゃんにとって安全?
室内の蚊対策と言えばキンチョーの蚊取り線香やベープやノーマットのような電子式蚊取り器が真っ先に思い浮かびますが、これらのアイテムは赤ちゃんにとって安全なのでしょうか?
蚊取り線香や電子式蚊取り器などのほとんどの商品に使われている殺虫成分はピレスロイドというものです。
これは虫の神経に作用して退治する成分ですが、哺乳類の体の中に入ってもすみやかに分解されてすぐに体の外に排出されるので比較的安全と言われています。
なので基本的には赤ちゃんがいても安心して使うことができるとされています。
しかし個人差もあるので赤ちゃんの様子をよく見て使用するようにしましょう。
また、
- 赤ちゃんの手が届くような距離で使用しない
- 長時間使用しない
- 時々換気をする
これらのことを守って安全に使用しましょう。
赤ちゃんの虫よけ対策【外出時】
ベビーカーなどで外出する時も虫よけ対策は必須です。
- なるべく肌を出さないような服を着る
- そもそも虫のいそうな草木の生い茂った場所に近づかない
- 蚊の好む黒っぽい服を避ける
- 汗をかいたらすぐに拭いてあげる
- 蚊の出やすい朝、夕方の外出を避ける
など、虫刺されを防ぐためにできることを意識してやってみましょう。
では外出時におすすめの虫刺され対策アイテムを紹介します。
1.ベビーカー用虫よけネット
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ベビーカーを丸ごと覆うタイプの虫よけネットです。
星や花や象などのカワイイモチーフを選ぶことが出来ます。
全面メッシュで紫外線も1/3カットしてくれるお助けアイテムです。
2.ピジョン 虫くるりん シールタイプ
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虫くるりんのシールタイプのものです。
肌に直接貼るのではなく、服などに貼って虫を近づけないという商品です。
ベビーカーに貼ることで乗っている赤ちゃんを蚊などの虫から守ることが出来ます。
シールは6時間効果が持続します。
3.ピジョン 虫くるりん ミストタイプ
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虫くるりんのミストスプレータイプです。
服などの布やベビーカーの布部分に吹き付けて使います。
シールよりも手軽に使えるのがメリットですが、持続時間が3時間となっています。
小さいのでお出かけの際にカバンに入れておきたいアイテムですね。
4.アロベビー UV&アウトドアミスト
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蚊などの虫には天然アロマも虫よけとして有効です。
レモングラスやローズマリーなどの天然アロマを使用していて成分は100%天然由来。
ディートも含まれていませんし、新生児から使える虫よけスプレーとして非常に便利です。
虫よけ効果だけでなく、日焼け止めにもなるというすぐれものです。
開発から生産まで全てMADE IN JAPANというのも嬉しいですね。
どんな虫に気をつけたらいいの?
虫刺されと一言に言っても赤ちゃんを狙う虫にはたくさんの種類があります。
どんな虫がいて、どんな症状を引き起こすのか簡単に把握しておきましょう。
蚊
虫よけしたい虫代表の蚊です。
蚊に刺されると痒いだけでなく、蚊が媒介となるデング熱や日本脳炎など感染症にかかるリスクがあるのが怖いですね。
夏場は特に多く発生するので気をつけたい虫です。
また、赤ちゃんは大人よりも体温が高く、新陳代謝が活発なために蚊に狙われやすいのです。
汗っかきで二酸化炭素を多く出す赤ちゃんは蚊の格好の的なんですね。
肌が柔らかいので蚊が刺しやすいとも言われています。
大人と一緒に外に出ると赤ちゃんの方が先に狙われてしまいます。
イエダニ・ノミ・毛虫・シラミ
これらの虫も赤ちゃんの肌を攻撃して主に痒みを引き起こす原因になります。
イエダニはその名の通り家に住み着き、人間の血を吸います。
元々ネズミに寄生してネズミの血を吸うダニなのですが、ネズミがいなくなれば人間の血を吸います。
ダニの中では小さい方ではないので肉眼で確認出来ます。
このような家に住み着く虫による虫刺されを防ぐ場合は基本的にはその虫の駆除が第一になります。
ダニに関しては布団に多く潜んでいますので、布団専用掃除機などでこまめに掃除したりするのが有効です。
バルサンもダニに有効ですが、赤ちゃんがいると使用するのを躊躇してしまいますよね。
使用後に充分換気をすれば問題ないのですが、ハイハイした手をなめてしまう可能性がありますので床の乾拭きが推奨されています。
ブヨ・アブ・マダニ
これらの虫に刺されると非常に強い痛みを伴いますのでぜひ気をつけたいです。
ブヨは都会では見かけないかもしれませんが、それでも草木が多く生い茂るような場所には潜んでいます。
ブヨに刺されると蚊に刺された時と比較して大きく赤く腫れ上がります。
強い痛みを伴い、複数箇所刺されると命に関わる場合もあります。
なので二箇所以上ブヨに刺されてしまった場合はすぐに小児科か皮膚科に行くようにしましょう。
皮膚科に行くまでの応急処置としてはまずブヨによる毒を抜くことを再優先に考えてください。
早く毒を抜くことがその後の痛み・痒み・腫れを低減させる一番の方法です。
手で患部を絞るようにして毒を出しましょう。
痛いので赤ちゃんも泣いて嫌がりますが、かなり強めに毒を絞り出すようにしましょう。
アブに刺された場合は皮膚に針が残っている場合がありますので、それを取る必要があります。
大きなものは手やとげ抜きで取れますが、小さなものは無理やり手で取ろうとすると逆に押し込むことになりかねませんので、テーブなどを使って付着させて取って下さい。
次にブヨに刺された時と同様に毒を抜きます。
口を患部に当てて吸い出して吸いとった毒は吐き出します。
ハチ・ムカデなど
それ以外にもハチやムカデ、カミキリモドキなど大人を刺す虫は当然赤ちゃんも狙います。
刺された虫によって症状は変わってきますので、どんな虫に刺されたか確認するようにしましょう。
よくわからなかった場合は患部や症状を観察して小児科や皮膚科に行くようにしましょう。
まとめ
虫刺され対策というと主に蚊に対しての対策のように思われがちですが、蚊以外にもたくさんの種類の虫が赤ちゃんの肌を狙っています。
蚊以外にも赤ちゃんが狙われているということを覚えておきましょう。
虫刺され対策はネットなどで物理的に虫をシャットアウトするか、天然ハーブなどで虫を近づけなくするかの二種類です。
これらをうまく活用して赤ちゃんの柔肌を虫から守りましょう。