赤ちゃんの歯磨きはいつから?人気のおすすめ歯ブラシとやり方も徹底解説!
赤ちゃんに初めての歯が生えてきたら気になるのは虫歯対策や歯磨きの方法などですね。一体いつから歯磨きを始めたらいいのかなどわからないことだらけ!そんな赤ちゃんの歯磨きのアレコレを徹底的に解説していきますよ!
目次
歯磨きを始めるタイミングは?
赤ちゃんは通常、下の前歯から生え始めてきます。他の歯が一番最初に生える場合もあるようですが、ほとんどの場合は下の前歯2本が最初に生えます。そして下の前歯が2本生えたタイミングが赤ちゃんが初めて歯磨きをする時期でもあります。
この頃の歯はとても小さく、唾液の自浄作用も強いので、歯磨きをしなければすぐに虫歯になってしまうということはありません。歯ブラシを使って歯磨きをすることは赤ちゃんに歯磨きに慣れてもらうという意味合いが大きいです。
赤ちゃんの歯が生える時期
歯が生える時期は個人差がありますが、平均的には以下の通りです。
- 生後6~8ヶ月:下の前歯が生えだす
- 生後8~11ヶ月:上下の前歯が2本ずつ生えてくる
- 1歳:上下の前歯は4本ずつ生えてくる
- 1歳2ヶ月:奥歯が生えてくる
最初は歯ブラシを使わなくてもOK?
歯が生え始めてすぐの時期は歯ブラシを使った歯磨きに虫歯予防などの実質的な意味はあまりありません。歯ブラシに慣れてもらうために歯ブラシを使って歯磨きをします。歯ブラシを使わないで歯の掃除をする方法というのもあります。
その方法は清潔な綿棒やガーゼなどを使って歯の表面を優しく拭いてあげるというもので、それだけで汚れは取れます。決して強くゴシゴシとこすらないようにしましょうね。
専用の歯磨きナップという商品も販売されています。
ただ、できれば生後6ヶ月頃の下の前歯が生え始めた時期から専用の歯ブラシを使っての歯磨きをおすすめします。それはやはり早めに歯ブラシを使って、歯磨きそのものに慣れてもらうためです。
月齢が上がるほど嫌なものは嫌という自我が出てきますので、できるだけ早い段階で歯ブラシに慣れてもらうと本格的な歯磨きへの移行がスムーズになりますのでおすすめです。
歯磨きを嫌がる場合は?
生後6ヶ月ごろ、下の前歯が生え始めた段階で歯ブラシを使ってあげて、歯ブラシそのものに慣れさせてようとしても、それでも歯磨きを嫌がる赤ちゃんは当然います。そんなときには歯ブラシの他に試してみて欲しいことがあります。
- 赤ちゃんの口周りを優しく触る
- 慣れてきた清潔な指を赤ちゃんの口の中に入れる
- ガーゼで口の中を拭いてあげる
- パパママが楽しそうに歯磨きをしているのを見せてあげる
このようなことを続けていくことによって、歯磨きそのものに抵抗がなくなっていくことが多いです。赤ちゃんが歯ブラシを使った歯磨きを嫌がっている場合はぜひ試してみてくださいね。
歯磨きの回数は?
大人の場合は歯磨きは食後毎回行うので1日3回の人が多いと思います。歯が生えたばかりの赤ちゃんはそこまで頻繁に磨かなくても大丈夫ですよ。
具体的には朝と寝る前の1日2回でOKです。余裕がなければ1日1回でも大丈夫ですので慣れてきたら徐々に回数を増やしていって、最終的には1日3回、大人と同じように磨けるようにしてきましょう。
おすすめの赤ちゃん用歯ブラシ
赤ちゃんの初めての歯磨きには当然、赤ちゃん用の専用歯ブラシを使います。商品としてはいくつか販売されているのですが、最初は毛ではなくゴムでできた素材がヘッドにあるタイプのものを選ぶといいですよ。
【日本製】コンビ Combi テテオ teteo はじめて歯みがき 乳歯ブラシ STEP1 (歯の本数の目安:1~6本) 最初の歯が生えはじめたら
コンビやピジョンの生後6ヶ月から使える赤ちゃん用歯ブラシは、喉の奥まで入りすぎないように安全プレートがついているのが嬉しいですね。
また、ちょっと変わった形のものでは持ち手が円形のリング状になっているものもあります。
ファイン BABY シリコン歯ブラシ ぴから 6ヶ月~1歳半まで
歯固めのおもちゃのように見えますが、これも歯ブラシです。先端はゴツゴツとしたシリコン製のヘッドになっています。
1歳くらいになって、歯が6本から8本になったらもうワンステップ上の歯ブラシを使ってみましょう。
【日本製】コンビ Combi テテオ teteo はじめて歯みがき 乳歯ブラシ STEP2 (歯の本数の目安:6~8本) 前歯がそろってきたら
こちらの歯ブラシはヘッドにはシリコンやゴムではなく、大人の歯ブラシのようにナイロンでできた毛が埋め込まれています。赤ちゃんが自分で持って磨きやすいようにグリップはふっくらとした形状になっています。
歯の生え始める生後6ヶ月からステップアップしていって1歳半まで使えるものが3本セットになっているものもあります。人気も高く、レビューでも高評価の商品ですので最初にこのセットを買っておくのもおすすめですよ。
歯磨き粉は大人用とは違う?
赤ちゃん用の歯磨き粉は当然大人が使うものとは違います。歯磨きジェルと呼ばれるものが多く、うがいができない赤ちゃんにも使えるというのが大きな特徴です。
歯が生えはじめてすぐには使う必要はなく、目安としては歯の本数が6本になったころに使うといいでしょう。歯がキレイに磨けれいれば歯磨き粉は使わなくても大丈夫です。使うにしても少量付けるだけでOKですよ!
ピジョン 親子で乳歯ケア ジェル状歯みがき 40ml (医薬部外品)
ピジョンのジェル状歯磨きは歯医者さんもおすすめする非常に評判の良い商品ですのでおすすめです。
歯を強化して虫歯予防に役立つフッ素が配合されていて、うがいができない赤ちゃんでも安心して使えるように、食品にも使われる成分で作られている歯磨きジェルです。
大人の歯磨き粉と違って研磨剤が入っていないので未熟な赤ちゃんの歯にも優しいですね。
赤ちゃんが歯磨きに慣れてきたら仕上げ磨きのときにパパママが仕上げ磨き用歯ブラシに少量を付けて磨いてあげるようにしましょう。
仕上げみがき用の歯ブラシって何?
仕上げみがきとは、パパママが子どもの口の中に歯ブラシを入れて磨いてあげることです。まずは子どもに自分で歯磨きをさせますが、それだけではきちんと歯に付いた汚れが取れていない場合が多く、その後に仕上げみがきとしてパパママが磨いてあげます。
このときに使う歯ブラシは仕上げ磨き用の歯ブラシを使うとパパママも使いやすくて良いですね。
【日本製】コンビ Combi テテオ teteo はじめて歯みがき 仕上げみがき用 (歯の本数の目安:1本~) 15度ななめネック
こちらのコンビの商品はグリップが持ちやすい形状になっていますし、ヘッドが斜めになっているので磨いている様子が見やすくなっています。
値段は少々高めですが、Amazonでもベストセラー1位の評判の良い仕上げみがき用歯ブラシです。
まとめ
かわいい赤ちゃんに初めて歯が生えたときはとても感動しますよね。しかし嬉しい気持ちの一方で、初めての育児の場合は特にどうやって歯をケアしていったらいいのかわからないものです。解説してきたように月齢に合わせた歯磨きをしてあげれば虫歯を予防することができますよ。
乳歯だからといってケアを怠ると永久歯にも影響してくることがあります。乳歯のうちからきちんと歯磨きをしてケアの習慣をつけるようにしましょうね。