赤ちゃんにとって最適な室内の温度・湿度は？【夏・冬】

自分ではっきりと言葉をしゃべって意思表示できない赤ちゃんは、部屋の温度が低くても「寒いよ」とは教えてくれません。赤ちゃんが快適に過ごせる室温・湿度はパパママがしっかりと調整してあげなくてはいけません。それは一体どのくらいなのか、基本から抑えてみましょう。

赤ちゃんにとって快適な温度と湿度

赤ちゃんにとって18℃から28℃が快適に過ごせる温度と言われています。しかし夏の28℃と冬の28℃では服装も違いますし湿度も違うので大人が感じるように、当然赤ちゃんも違いを感じます。季節によってそれぞれ適切な温度と湿度が存在します。標準的な数値を紹介しますが、赤ちゃんにも個人差がありますので平均的にはこのくらいという感じで見てみてくださいね。

赤ちゃんに最適な冬の温度と湿度

空気が冷え込んで湿度が低くなりがちな冬場の温度は18℃から22℃が赤ちゃんにとって適切な温度と言われています。18℃と聞くと一見寒すぎるように感じますが、大人よりも体温が高めの赤ちゃんにとっては許容範囲です。ただし個人差もありますので体が冷えすぎていないか背中やおなかを触ってみてチェックするようにしましょう。おなかがひんやりしているようだと体が冷えている証拠ですので、もう少し温度を上げる工夫をしてあげましょう。

赤ちゃんが快適に過ごせる湿度は40度から60度と言われています。このくらいの湿度は赤ちゃんだけではなく、大人も快適だと感じます。100均にもアナログですが湿度計が販売されていますので、部屋に置いてチェックしたいですね。

私はこの温度・湿度計をAmazonで買いました。

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赤ちゃんに最適な夏の温度と湿度

夏はエアコン無しでは生活できない程暑くなりますよね。赤ちゃんにとって24℃から27℃が快適に過ごせる温度です。ネットの他のサイトやブログでは夏場は26℃から28℃と書かれているのを目にすることも多いですが、私が産院の先生に聞いた話では24℃から27℃だと言っていたんですよね。

確かに28℃って大人でも暑く感じる温度ですよね。赤ちゃんは大人よりも体温が高いので実感としても産院の先生が言っていた温度がちょうど良いのかなぁと思っていて、それに合わせてるようにしていました。確かに28℃近い室温だとウチの娘は汗をかいちゃってあせもになってしまいそうでした。

また、赤ちゃんにちょうど良いと言われている湿度は40度から60度ですが、夏であれば何もしなくてもそのくらいはありますので、あえて加湿器などを使って加湿をする必要はありません。逆に湿度が高すぎる場合は赤ちゃんも不快に感じますのでエアコンのドライ機能などを使って除湿するのもいいですね。

快適な空間を作るヒント

温度と湿度だけをチェックしているだけではダメなんです！意外な盲点もあります。ほんのひと工夫で快適空間が作れますよ！

エアコンや扇風機の風を赤ちゃんに直接当てない

夏場にエアコンや扇風機の風を赤ちゃんに直接当ててしまうと、赤ちゃんが冷えすぎてしまう可能性があります。特に汗をかいた後などは風に当てられることで必要以上に体温を奪われてしまいます。エアコンの風などは直接あたると大人でも冷えすぎてしまったり調子が悪くなってしまったりしますよね。

夜、寝るときなど扇風機をつけっぱなしにする場合には赤ちゃんに直接風が当たらないかどうか確認してみてください。

ストーブを設置する場合は注意！

床に置くタイプのストーブを使って部屋の空気を暖めている場合には、赤ちゃんがそのストーブに直接触れられないようにストーブガードなどを設置するようにしてください。

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高温になるストーブは非常に危険です。一生残ってしまう火傷痕が残る可能性もありますのでパパママがしっかりと予防してあげましょう。

換気をする

エアコンやストーブなどの暖房を使うと、どうしても空気がこもってしまいますし汚れてしまいます。特に冬場は風邪ウイルスなどが流行しますので定期的に部屋の空気を入れ替えて新鮮な空気を取り込むことは赤ちゃんの風邪予防にも役立ちます。

寒い冬場は換気をすると部屋が寒くなってしまうのでついつい億劫になってしまいますが、2時間に1回は5分から10分程度窓を開けて換気をするようにしましょう。

加湿器以外でも湿度を上げられる

加湿をしたいけど加湿器を持っていないというパパママもいるかと思います。ここでは加湿器がなくても部屋の湿度を上げられる工夫をいくつか紹介します。

• お湯を張ったボウルなどを部屋に置く
• 濡れタオルなどを部屋に掛ける
• 洗濯物を部屋に干す

これらの方法なら新しく加湿器を買わなくてもいいので余計な出費もありませんね。要は部屋の空気に水分の潤いを与えてあげればいい訳です。まずは加湿器の購入を考えているファミリーもまずは手軽な方法で試してみてもいいかもしれませんね。

部屋の中でも温度が違う

暖かい空気は上の方に、逆に冷たい空気は下に溜まります。なので部屋の中にある温度計が指している温度と実際に赤ちゃんが感じている温度に差がある場合があります。

できるだけ赤ちゃんと同じ場所、同じ高さに温度計を置いて実際に赤ちゃんが感じている温度を把握するようにしましょう。

まとめ

体温調整が未発達な赤ちゃんにとって、パパママがしっかりと室温と湿度の管理をしてあげることは非常に重要なことです。快適な温度と湿度にしてあげることで、風邪などを予防することもできます。季節の変わり目などにはこまめにチェックしてあげるようにしていきましょうね！

-お世話