スイマーバはいつからいつまで使える?危険な事故の心配は?
2016/08/30
人気のスイマーバの使用方法やいつからいつくらいまで使うことができるのかなど、実際に使ってみた経験も踏まえて紹介していきますね!
目次
スイマーバの使い方は?
そもそもスイマーバとは?
スイマーバとは赤ちゃんのプレスイミングという位置付けで発売されているスポーツ知育グッズです。
元々イギリスで生まれたこの首につける浮き輪は近年日本でも人気になっています。
赤ちゃんが生まれて初めて行うエクササイズを提供するという事を目的に開発された商品です。
赤ちゃんは元々お母さんのお腹の中の羊水に浮いていました。
その感覚を忘れないうちに水に親しませようというのがスイマーバのコンセプトです。
水に浮かぶ感覚を覚えることでリラックスでき、寝付きが良くなるなどのメリットも期待出来ます。
バランス感覚や持久力、好奇心を養う事が出来るとも言われていますね。
正しく装着して正しく使おう
スイマーバの使い方は簡単です。
エアーポンプが付属していますので、まずは空気を入れましょう。
浮き輪はC字型になっていて開くことができますので両手でスイマーバを開いて赤ちゃんの首に通します。
上下にそれぞれクリップがあるので両方とも確実に止めれば準備完了。
赤ちゃんをお風呂に入れてプカプカさせてみましょう。
使用中は絶対に目を離さないようにしましょう。
実際にスポーツ知育的な効果がどこまであるのかは疑問ですが、自分の赤ちゃんのカワイイ姿を見るための親の自己満足という面もかなり大きいと思います。
中には鈴が入っていて動く度にチリンチリンとカワイイ音を奏でてくれます。
いつからいつまで使える?
スイマーバは生後1ヶ月から18ヶ月かつ体重11Kgまで使用可能となっています。
生後1ヶ月になるまでは沐浴ですから当然スイマーバは使用できません。
1ヶ月検診でお風呂での入浴の許可が出たらスイマーバの使用も検討してみてください。
沐浴卒業後の赤ちゃんの入浴方法は?初めてのお風呂場デビュー
ただ、全ての赤ちゃんが生後1ヶ月から使えるとは思わないで下さい。
スイマーバの空気層は二層構造になっていて、内側のアあごのせエリアにあごが乗らないうちは使用不可となっています。
首が座っているかどうかは関係なく、単純に首周りのサイズが合えば使うことができます。
しかしスイマーバをまだ買っていない人にとっては自分の赤ちゃんのあごがあごのせエリアにのるかどうかわかりませんよね。
自分の赤ちゃんがスイマーバを使えるかどうかは赤ちゃんの首周りを実際に測って見て下さい。
スイマーバは2サイズある!
スイマーバにはレギュラーとプチという2サイズが用意されています。
レギュラーサイズの首周りにあたる内周は約29cmです。
プチサイズの首周りは26cmです。
首周り | 内径 | |
レギュラー | 約29cm | 約9cm |
プチ | 約26cm | 約8cm |
ある程度は空気の入れ方で調整出来ます。
赤ちゃんの首のサイズの実寸でレギュラーかプチか選ぶようにしましょう。
※うちの場合は娘が生後2ヶ月の時にスイマーバを購入しました。
首周りの実寸が23cmくらいだったのですが、どうせなら長く使える方を買おうということでレギュラーサイズを購入しました。
しかし空気をパンパンに入れてもあごがあごのせエリアに乗らずに少し危険な気がしたので、サイズが追いつくまで使用を控えました。
このように内側のあごのせエリアの下にあごが来てしまっていました。
うちの子は標準よりもちょっと小さめなのかもしれませんね。
プチサイズを買っておけばすぐに使うことが出来たと思います。
スイマーバで危険な事故などは起こらない?
スイマーバは正しい使い方をしなかったことが原因で何件か事故が起きています。
元々イギリスで誕生したスイマーバはプールなどで使うように開発されましたが、日本に輸入されて販売され始めたら本来とは少し違う使い方で口コミで人気になりました。
それがお風呂で赤ちゃんを遊ばせる遊具としてのスイマーバです。
赤ちゃんを1人でお風呂に入れておけるという間違った口コミも広まってしまい、結果的にそれが事故にもつながっています。
2012年から2014年にかけて6件の事故報告があり、消費者庁も使い方に関して注意を喚起しています。
6件の事故では幸いなことにいずれも死亡事故は起きていないものの、2013年に起きた事故では生後2ヶ月の男の子が重体となり植物状態となってしまいました。
6件の事故は全てほんの数分間、親が目を離したことが原因で起こっています。
赤ちゃんにスイマーバを付けてお風呂に入れて、ミルクの準備をしてトイレに行って浴室に戻ると赤ちゃんがうつ伏せの状態でお湯に浮かんでいた…
そんな事故も起きています。
また、髪を洗っている数分の間に浮き輪部分からあごがずり落ちて息ができなくなってしまった赤ちゃんもいます。
どのパターンでも親がしっかりと見ていれば絶対に防げた事故です。
基本は使用中には絶対に目を離さないこと!
スイマーバは赤ちゃんの入浴時に親の手間を減らしてくれるような便利グッズではありません。
赤ちゃんを湯船に浮かせているうちに親が何か他のことをするというような使い方は絶対にしないで下さい。
正しく使用すればこんなにも楽しそうにお風呂で遊べます。
スイマーバは西松屋で売ってる?
スイマーバの購入を検討している方は出来れば安く手に入れたいですよね。
しかしスイマーバは人気商品で、偽物も出回っています。
定価は3000円(税込み3240円)ですが、2000円台で販売しているようなネット通販のサイトは避けるようにしましょう。
たった数百円の差ですから、正規品を購入して下さい。
赤ちゃん用品を安く販売している人気の西松屋ですが、店舗に問い合わせて見たところ取り扱いはないそうです。
アカチャンホンポでも取り扱いはしてませんでした。
トイザらス、ビレッジヴァンガードなどの店舗が正規販売店として販売していますので、確実に正規品が欲しいという方はそちらから購入してみてください。
スイマーバボディリングもあるよ!
6ヶ月から2歳ごろまで使えるスイマーバボディリングというものもあります。
※画像クリックでAmazonの販売ページが開きます。
これは首ではなく胴回りに装着するタイプのスイマーバです。
首周りにつけるタイプのものよりもより浮き輪に近い形ですね。
スイマーバに慣れてきて水の中で動く感覚を身につけられたら、スイマーバボディリングも試してみてもいいですね!