赤ちゃんが布団を蹴る理由は何?簡単にできる対策はコレだった
2016/09/29
赤ちゃんが寝ているときにせっかくかけてあげた布団を蹴ってどかしてしまうことはよくありますよね。
夏はクーラーで部屋を涼しくしているし、冬は気温が低いので赤ちゃんの体温が下がって寝冷えの原因になってしまうのではないかと心配になってしまいます。
ここでは赤ちゃんが布団を蹴ってしまう理由や対策を紹介していきますね!
赤ちゃんが布団を蹴ってしまう原因・理由
寝ているときに体が冷えてしまうのではないかと思って布団をかけても、気づいたら布団を蹴ってどかしている…
またかけてあげてはまた蹴っての繰り返しは経験があるパパママも多いのではないでしょうか。
赤ちゃんが布団を蹴ってどかしてしまう原因は主に「暑いから」です。
でも手足が冷えてるし、暑がっているようには見えない…ですよね。
人間には体温リズムがある
人間には日内変動と呼ばれる体温リズムが存在します。
基本的には寝ているときには体温が低く、起きているときには体温が高いというものです。
この体温リズムは新生児の頃はほとんど機能しておらず、1歳から2歳くらいになってくるとできてくるようになります。
乳幼児期はこの体温リズムの仕組みを作り上げている時期です。
赤ちゃんは眠くなって睡眠に入るときに手足が暖かくなって、寝ているときには手足が冷たくなるという特徴があります。
赤ちゃんは手足で体温を調整している
寝ているときなど赤ちゃんの手足を触ると冷たいときってありますよね。
そんなときでも赤ちゃんのおなかや背中などを触ってみて暖かければ赤ちゃんが寒いということはありません。
まだ体温調整機能が未熟な赤ちゃんは手足に汗をかくことや冷たくすることで放熱をして体温を調整しているんです。
手が冷たいからといって布団をかけて暖めなくてはいけないということではないんですね。
逆に暖めすぎてしまって赤ちゃんが汗をかきすぎてしまい寝冷えしてしまうこともあるので布団のかけすぎには注意が必要です。
ミトンや靴下で手足の冷えを防ぐのは良い?
赤ちゃんが布団を蹴ってしまうからと、寝ているときに靴下を履かせたりミトンをしたりして防寒しようとするのは良いことなのでしょうか?
上述しましたが、赤ちゃんは手足から放熱して体温調整をしています。
その手足をミトンや靴下などで覆ってしまうと赤ちゃんはうまく体温を調整することができなくなってしまいます。
大人でも寒くないときに部屋で手袋をし続けていたら不快ですよね。
特に赤ちゃんの場合はうつ熱や乳幼児突然死症候群の原因にもなるので注意が必要です。
また、赤ちゃんの体温は高めなので大人よりも1枚少なめでOKと覚えておきましょう。
一般的に男性よりも女性の方が寒がりなので、ママからすると赤ちゃんがこんなに寒そうで大丈夫かな?と心配になりがちです。
パパが感じる暑さと同等かそれ以上の暑さを赤ちゃんは感じているんですよ。
暑い以外の原因は?
赤ちゃんが実は暑いと感じていて掛け布団を蹴ってしまっていることはわかったと思います。
次に、それ以外の原因で掛け布団を剥がしてしまう場合を考えてみましょう。
布団が重たかったりして苦しい
掛け布団を過剰にかけすぎていたり、掛けているものが重たかったりすると赤ちゃんは当然嫌がります。
息苦しかったり締め付け感を嫌って掛ふとんを剥がしてしまうこともあるんですよね。
これは見ていればわかりますから、過剰に掛けすぎていないか、重く感じていないかなどチェックしてみて下さい。
寝返りなどが頻繁で寝相が悪い
これは結構ありますよね。
寝返りをバンバン繰り返したり、寝相がとても悪くて知らないうちに掛け布団が外れてしまっているというパターンです。
これはやめさせようと思ってできることではないですし、寝返りは赤ちゃんの睡眠の質を高めるためにも必要なことなので無理にやめさせようとしないほうが良いんです。
寝返りは無意識のうちに体温調整の役目を果たしていますし、筋肉をほぐして血流を良くするといった効果があると言われています。
寝返りをしていても赤ちゃんが熟睡していれば何の問題もありません。
パパママからするとせっかく掛けてあげた掛け布団がすぐに剥がれてしまうのでイライラしてしまうかもしれませんが、その対策を詳しく後述します。
赤ちゃんの布団蹴りの対策
赤ちゃんが暑いと感じて掛け布団を蹴ってしまって困っている場合の対策は以下の通りです。
赤ちゃんに布団をかけるのを諦める
赤ちゃんに布団をかけて、蹴られて、またかけて…の繰り返しはパパママにしたら非常にストレスですし寝不足の原因にもなります。
そもそも赤ちゃんは暑いから布団を蹴り飛ばしている訳ですから、布団をかけることは必要ないんだということで布団を掛けないという選択も大アリです。
赤ちゃんの布団をかけないことで寝冷えしてしまい風邪など引いてしまわないか心配になってしまうかもしれませんが、多くの場合は大丈夫なものですよ。
赤ちゃんが寝ている最中におなかや背中を触ってみて暖かさを確認してみてくださいね。
大人がタオルケットや肌掛けなどを1枚だけ掛けて寝ているような気温の部屋であれば赤ちゃんに掛け布団は必要ないかもしれませんね。
赤ちゃんを暖めすぎない
赤ちゃんの体温は大人よりも高く、大人が感じているよりもずっと暑く感じています。
掛けている布団が赤ちゃんにとって快適な温度になるようなものか考えてみましょう。
掛け布団以外にも赤ちゃんを暖めすぎていないか、見直すことも必要です。
着ているものが通気性の良いものか、シーツは吸水性の高い暑くないものか、そもそも部屋は暑くなっていないかなどなどです。
今まで掛け布団を掛けていたけど、肌掛けにするとかタオルケットにするとかで赤ちゃんを暖めすぎない工夫もできます。
掛け布団のことだけに意識を取られずに、赤ちゃんが快適に睡眠できる環境を整えてあげることが大切です。
寝相が悪い赤ちゃんへの対策
寝返りなどが激しくて寝相が悪い赤ちゃんは暑い訳ではないですが掛け布団がいつもどこかに行っちゃってる場合が多いです。
この場合は掛け布団をかけてあげないと寒い思いをしてしまうこともありますよね。
そんなとき非常に便利なアイテムを紹介しますね。
腹巻きを使う
赤ちゃんが寒くないということは何となくわかったけど、それでも全く掛け布団を掛けないのは気が引ける…という場合や、部屋が明らかに寒い場合などは赤ちゃん用の腹巻きを使うのも1つの手ですね。
チャックル のびのび腹巻き
(チャックル) chuckle のびのび腹巻きお子様の寝冷え対策に! サックス 45cm53cm M0011-00-30
暖めなければいけない重要な場所である赤ちゃんのおなかを守ることができて安心です。
寝るとき以外にも少し寒い日のちょっとしたお出かけや、夏場のエアコンの効いた場所などでも使用できて便利なアイテムですよ。
スリーパーを使う
明らかに寒い冬場に赤ちゃんが無意識のうちに掛け布団を蹴ってしまって外れてしまうこともあります。
寝返りが激しくて寝相が悪い赤ちゃんは寒いとか暑いとか関係なく布団がはだけてしまいます。
そんな冬場におすすめなのがスリーパーです。
袖なしでダウンやフリースで防寒使用になっているものや、袖付きで温かいもの、ガーゼやタオル生地でオールシーズン使用できるものなど様々なスリーパーが販売されています。
赤ちゃんに着せるような形になっているので寝返りをしてもはだけることがなく、パパママもストレスなく安心して眠ることができますね。
赤ちゃんのスリーパーのおすすめ9選
赤ちゃんの寝冷えに有効なアイテムであるスリーパー。
様々な種類のものが販売されていますが、機能面や素材などから厳選しておすすめしたいものを紹介します。
サンデシカ 6重ガーゼ スリーパー
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日本のベビー寝具メーカーのサンデシカが発売している6重ガーゼスリーパーです。
イチオシのおすすめナンバーワンです。
生地から断裁、縫製まで全て日本で生産しているこだわりの一品です。
ママたちの声を聞いて作られたスリーパーは新モデルになって股部分のプラスチックスナップや、赤ちゃんが寝てしまっても簡単に着せることができる両開きのボタンなどが追加されました。
旧モデルはこのあたりに違いがあるようなので、購入する場合は新モデルの方を買いましょう。
股スナップが付いていると、スリーパーを着せたまま抱っこしてもスリーパーがずり上がってこないのでおすすめです。
Lサイズもありますよ。
ホッペッタ 6重ガーゼスリーパー
ホッペッタ Hoppetta champignon 6重ガーゼスリーパー 7225
0ヶ月から3歳まで使えるベビーサイズと2歳から7歳まで使えるキッズサイズがあります。
かわいいきのこ柄は男の子・女の子を問わずに使えますね。
糸の太さを3種類使った柔らかい6重ガーゼでできているので保温もバッチリですし、汗を素早く吸収してくれます。
洗う度にに風合いが増し、柔らかくなると評判のスリーパーです。
安心の日本製で長く使える上質なスリーパーです。
BOBO、ナオミイトウ、ソレイアードのメーカー名で販売されているスリーパーもこのホッペッタと同じ商品で柄だけ違うもののようです。
股スナップは付いていません。
aden + anais (エイデンアンドアネイ)クラシック スリーピング バッグ
aden + anais (エイデンアンドアネイ) 【日本正規品】 クラシック スリーピング バッグ (スリーパー) heart breaker sleeping bag (L) 8092
エイデンアンドアネイは海外のセレブたちがこぞって使用しているおしゃれなブランドとして有名です。
スリーピングバッグと呼ばれるスリーパーは足が出るタイプではなく、足ごとくるむような形になっているので足をばたつかせたりしてはだける心配がありません。
前開きファスナーが下まであるのでおむつ替え時にも不便さは感じませんが、着用したまま歩いたりすることはできません
S、M、Lのサイズがあります。
アンジェロラックス 2ウェイ 6重ガーゼ スリーパー
angerolux アンジェロラックス 2ウェイ 6重ガーゼ スリーパー 【日本製】 80-100cm ブラウン
購入者のレビュー評価も非常に高いですね。
股のスナップを止めることで左右の足部分がはっきりと分かれる仕様になる2WEYスリーパーです。
左右にスナップがあるのではなく、真ん中にスナップがあって前開きになる形なので、寝ている赤ちゃんに着せるのはちょっと難しそうですね。
50cm~70cmサイズと80cm~100cmの2サイズがあります。
ランデブー 日本製羽毛スリーパー
ランデブー Rendez-vous キャンディリボン 日本製羽毛スリーパー 511903
ダウン90%、フェザー10%を充填した日本製の本格羽毛スリーパーです。
ガーゼ素材で作られている一般的なスリーパーよりも保温性は断然上です。
洗濯機で洗うことはできませんが手洗いは可能です。
羽毛だけあって価格は高めですが、羽毛布団代わりに使っている方もいますね。
ハンスパンプキン オールシーズン用スリーパー
HAN'S PUMPKIN(ハンスパンプキン)オールシーズン用 フロントオープン型 ベビーシールスリーパー HANS-4S-BABYSEAL-SLP0021334-SML S MINT(ミント)
無蛍光コットン100%のフロントオープンタイプのスリーパーです。
6重ガーゼのスリーパーよりも薄手にできているので冬だけではなく春夏も使えますね。
うつ伏せで寝る赤ちゃんのために胸のラインを避けたデザインになっていたり股部分のボタンなど、こだわりを感じるアイテムです。
ランデブー ふわふわスリーパー
ランデブー Rendez-vous ふわふわスリーパー 411211
国産綿100%使用のふっくらあったかスリーパーです。
柔らかくて優しい手触りはコットンならではですね。
4つのカラーバリエーションがありますが、どれも優しい風合いを生かしたかわいいデザインです。
ワンサイズなのですが、首周りと袖口が大きめに作られているので新生児から2歳くらいまで使うことができます。
アンナニコラフリーススリーパー
Anna Nicola(アンナニコラ) フリーススリーパー (120cm,アイボリー)
フリース素材の袖付きスリーパーです。
肩の冷えが気になる場合にはぴったりですね。
フリース素材なので洗濯機でガンガン洗っても大丈夫ですしすぐに乾くのもGOOG。
80cmから120cmまで5サイズありますが大きめのサイズを買った方が長く使えるのでおすすめですよ。
あったか快適2wayおねんねスリーパー
スリーパーを着せていて不安なことの1つが蒸れてしまうのではないかということですね。
このスリーパーは背中部分をメッシュにすることで首から背中、おしりにかけての蒸れやすい部分の汗を発散して蒸れずに快適に過ごせるように工夫されています。
3歳ごろまで使えるように設計されているので長く使えますよ。
楽天ランキングでも売上1位の高評価スリーパーなのでおすすめです。
まとめ
赤ちゃんが掛け布団を蹴ってしまって外れてしまうという悩みを持ったパパママは多いです。
基本は赤ちゃんが暑がっていないか確認すること、そして寝返りなどで外れてしまう場合はスリーパーの購入を検討してみてください。
スリーパーはものによっては冬だけではなく、オールシーズン使えるものも多いですし、3歳ごろまで使えるものがほとんどです。
1枚持っておくと寒い日などにも安心できるのでおすすめですよ。