【コラム】赤ちゃんの顔の傷から思うコト
赤ちゃんが生まれて一緒に生活するようになると新しい発見ばかり。赤ちゃんが持つ自然治癒力のスゴさも驚かされたことの1つでした。
赤ちゃんの爪
初めての子どもだし、妊娠中からもそれなりに本とかネットで情報収集してました。妻と一緒に母親学級に行ったり、毎月産婦人科に同行したり…。生まれてくる赤ちゃんのことを色々と勉強している中で知った一つのこと。
「赤ちゃんの爪は驚くほど伸びるのが早い」
ふーん、そうなんだくらいにしか思ってなかったんだけど、生まれてきてからはこれを痛感することになりました。
生まれたときにすでに
産院が立会い出産できないところだったので、出産そのものは見ていないのですが、生まれてすぐ赤ちゃんと面会することはできました。そこで見たものはすでに伸びている手の指の爪でした。生まれてすぐなのにもうこんなに伸びてるんだ、すごいなぁと思ったことを覚えています。
きっとおなかの中で爪も成長していたんだなと。まだか弱い顔立ちと体つきなので手も指もほんとに力なく細い。
そんな手の指に大人みたいに爪がしっかり生えているのはちょっと不思議なような感じもしました。
恐るべき爪切り
妊娠中から買い揃えていた育児グッズの中に爪切りもありました。大人が使うようなものではなく、赤ちゃん用の小さなハサミのような形をしたヤツです。
こんな形してて小さな赤ちゃんの爪を切りやすいのかな?なんて思っていました。妻と赤ちゃんが退院してきて自宅で一緒に生活するようになってすぐ、初めての爪切りにチャレンジしてみました。
私、趣味でバイクとか車をいじったり、DIYで色んなものを作ったりするのが好きなので結構手先の器用さはそこそこあると思ってます。なので赤ちゃんの爪切りも他の人よりはまぁまぁうまくできるんじゃないかななんて勝手に思ってました。
しかし実際にやってみると、これがちょうどいい感じにできないんですよね。おっかなびっくりしながらやってるのが一番良くないんだと思うんですけど、思い切って短くできないというかなんというか…
要するにビビってるんですよね。そこで妻にやってもらったらかなりうまい。
妻も赤ちゃんの爪を切るのは初めてのはずなんですけど、私よりもはるかにうまかったのでびっくりしました。普段は器用さをあまり見せないので不器用な女性かと思っていたのに…
ということで赤ちゃんの爪切り担当は妻になりました。それから定期的に爪を切ってくれています。妻、どうもありがとう。
伸びるの、やはり早い
育児書なんかにも、赤ちゃんの爪は伸びるのが早いから1週間に1回くらいは切りましょうとか書いてあるんですよね。実際そんなに伸びるのかよと半信半疑ではあったんですけど、伸びちゃうんですね。
我が子の爪もぐんぐん伸びました。
気づいたときに妻が爪を切ってくれていたのですが、それでも赤ちゃんの顔には傷が付いたりしていました。
爪ってどんなに短く切っても、本人が爪を立てて顔をギーってこすれば傷ができちゃうんですよね。爪をいくら短く切ったとしても爪がなくなる訳ではないので当たり前なんですけど。
爪を切った後にヤスリで研いで角ができないようには気をつけていましたが、それでも気がついたらまた顔に傷がある、というのを繰り返していました。
治るのも早い
傷ができる回数も多いのですが、1つの傷が治るのがものすごく早いんですよね。赤ちゃんて新陳代謝が活発なので新しい皮膚がどんどん生成されていくんでしょうね。
結構深そうなかさぶたになってしまった傷も3日くらいで治ってしまったりしました。ハンパないなこの回復力。
赤ちゃんと大人
赤ちゃんていつも大人の考える1つ上を行く気がします。
日々できることが増えて、驚くことも多いです。どうせここまでは動かないから大丈夫だろうとベビーベッドの柵を上げなかったらずり落ちてたり、知らない間にコロンコロン転がってたり。昨日まで立てなかったのに今日立てたり…
そして赤ちゃんと大人って成長過程が逆なんですよね。成長というか老いというか。
大人は日々できることが少なくなってくるのに対して赤ちゃんはどんどんできるようになる。赤ちゃんは言葉を次々と覚えていって、大人はどんどん忘れる。
親と子のお互いの成長曲線(老化曲線)があったら、子どもが高校生くらいのときに交差するのでしょうかね。
そんなことを思いながら日々子育てをしてみたりしています。