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コラム

【コラム】「このくらいで来るな」と言っちゃう小児科医はどうなの

まぁ普通行きますよね、小児科に。

初めての子供が生まれて育児も初めてのことばかり。

ちょっとしたことで小児科に行ってはいけないのかい?

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娘が2ヶ月で鵞口瘡を発症

ことが起きたのは我が愛娘が生後2ヶ月の頃。

ちょうど予防接種が始まった頃で、自宅から一番近い小児科に初めて行ったあとのことでした。

そこの小児科は地元では有名らしく、小児科の権威と呼ばれていると保健センターの保健師が言っていました。

予防接種を受けた数日後、口の中を見てみると何やら白いモノが。

詳しくはこの記事を見てもらいたいんだけど、結局鵞口瘡(がそうこう)というものでした。
赤ちゃんの唇に白い水ぶくれのようなブツブツが!正体は?
口腔カンジダ症とも呼ばれる病気なんだけど、どうやらコレっぽいなぁということは小児科に行く前にネットで調べてみて何となくわかってたのよね。

そんでもって鵞口瘡は痛みもなく痒みもなく赤ちゃんからしても不快に感じるような症状は一切ないと。

基本的には経過観察で数週間で自然治癒っていうものでした。

鵞口瘡っぽいなぁ、でも一応何かあったらイヤだし小児科に行こう、と嫁と2人で娘を連れて数日前に予防接種を受けた小児科の権威のところへ再訪問しました。

このくらいで来ちゃダメだよ

そこの小児科は基本的には予約のみの受付だったので予め電話をして予約なしでも当日診てくれるかどうか確認を取った上で向かいました。

んで受付を済ませてしばし待機していざ診察。

権威「カビだね」

嫁「カビ」

権威「そうカビ」

やっぱり鵞口瘡でした。

心配な嫁は先生に色々聞きます。

どこからカビが来たのか、どうすればいいのか、赤ちゃんにどういう影響があるのかなどなど…

でもこの先生、あんまり親切に色々教えてくれるっていう感じじゃなくて必要最小限のことしかしゃべらないイメージなんですよね。

「カビはお母さんの乳首から移ったからこれからは清浄綿を使って。赤ちゃんに影響ないしほっとけば治るから。

こんなので来ちゃダメだよ。

風邪で来てる人多いし伝染ったらバカらしいでしょ。」

出ました、こんなので来ちゃダメ。

小児科の権威の先生からしたら、こんな赤ちゃんに何の影響もない、ほっとけば勝手に治るような超軽度な問題でわざわざ小児科に来て、風邪などに伝染ってしまっては元も子もないでしょ。ってことなんでしょうけど…

そんな言い方どうなの?って思っちゃいます。

嫁と2人で絶句しました。

確かに先生の言ってることもおっしゃる通りなんですが、小児科を長くやっているのであればその赤ちゃんの親であるパパ・ママの気持ちも汲み取ってもらいたいというのがこちらの思いでした。

初めての育児でわからないことだらけですよ。

鵞口瘡かぁなとも思いましたよ。

もし鵞口瘡なら清潔にしてほっておけばいいとネットにも書いてありましたよ。

でもね、でももし他の病気だったり、本当は何か治療が必要だったり、早期発見・早期診察がメリットになるような何かがあったりするかもって思うじゃないですか。

だから念のため小児科に行った訳ですよ。

そのあたりの気持ちを小児科の権威の先生にはぜひ汲み取ってもらいたい!

一応コレ塗っとくね、と言われて紫色の液体を娘の口の中に塗って治療らしきことはしてくれたんだけどなんかちょっと怒られた気分でシュンとして帰ってきましたとさ。

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気軽に小児科に行けなくなっちゃった

その小児科の権威に言われたことがちょっとショックで、その後嫁と私は気軽に小児科に行けるような心持ちになれませんでした。

まぁ急いで小児科に行かなければならないような問題のある症状が出ることはなかったんですけどね。

ただ、ある夏の日、娘のかわいい顔に赤いポッチが発生しました。

どうやら見た目は虫刺されっぽい。

でも昨日の夜はなくて、朝起きたできてた。

家の中で虫に刺されたってこと?

何か変な肌の病気だったらイヤだなぁ…

でも小児科の権威のところに行って、またあのセリフを言われたらイヤだなぁ…

なんて迷っていました。

そして嫁と2人で話をして「他の小児科に行ってみよう」という結論になりました。

早速近場で評判がまぁまぁ良さそうなところを探して行ってみました。

小児科の権威のところは自宅からものすごく近くて、歩いて5分くらいで行けちゃいます。

徒歩圏内にはこの小児科しかなく、他の小児科に行くのであれば車で行くことになります。

今回探して行くことにした小児科も車で行きました。

結構よかった

私が運転して嫁と娘を連れてその小児科に行きました。

土曜日だったので午前中のみの診察だったのですが、到着したのが11:45でちょっとギリギリ。

入口には「本日の診察は終了しました」との札が出ていましたが、嫁が中に入って受付の人に確認したところ診察してくれることになりました。

んでしばし待ってから診察開始。

小児科の権威に言われた一言があるのでつい私は「すみません、わざわざ診てもらう程のものでもないかもしれませんが、心配だったので一応診てもらおうと思って来ちゃいました」と伝えたところ若めの先生は「いやいや全然大丈夫ですよ~」ととても優しい雰囲気。

なんだ?小児科の権威の先生と全然違うぞ?

診察の結果、やっぱりただの虫刺されだったのですが、薬を処方してくれるということになりました。

虫刺されの場合の患部の見分け方や薬の塗り方などを丁寧に教えてくれてとても印象のいい小児科でした。

当然、嫁とも「こっちの小児科の方が全然いいね」という話になりました。

小児科医は親が決める

自治体にもよるけど、子供の医療費って中学を卒業するくらいまでは無料のところが多いですよね。

私が住んでるところもそうで、15歳までは医療費は無料です。

これって素晴らしいなぁと思うのですが、お金がかかるから医者に行かないっていう選択をなくすためのものだと思うんですよね。

ちょっと赤ちゃんが調子悪そう、でも数日すればきっと大丈夫だし大したことなさそうだし、小児科に行ったらお金もかかるし…

っていう小児科に行かない理由の1つを潰すための施策だと思うんです。

小児科に安心して診察に行ける環境を国(地方自治体)が作ってくれている。

一般論で考えたら「小児科に行くか行かないか迷ったら行け」だと思うんですよね。

だから行ったら小児科の権威に怒られた(怒られてはいない)。

それはやっぱりその小児科に合う合わないの話だけなんだと思います。

自分がかかる医者であればヤブ医者であれば当然病院や医者を変えます。

赤ちゃんを診てもらう小児科に関して言えば赤ちゃんに対する診察や処方が万全で権威なんて呼ばれるような医者だとしても親がその医者と合わないと感じるのであれば他の小児科に行った方が精神衛生上良いんですよね。

赤ちゃんはまだ自分で小児科を選ぶことはできません。

だから親が選ぶんですけど、そこに親の独断と偏見が入ってしかるべきだと思います。

小児科の先生方もそれを肝に銘じて診察すべき!だと思いますよ。

でも自宅から一番近くて歩いて行けるあの小児科が行きやすい雰囲気だったら一番良かったのになぁ…

-コラム

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