【コラム】赤ちゃんを抱っこして妻が腱鞘炎になったけど一瞬で治った方法
かわいい赤ちゃんのお世話をしていると腕や手首に披露が溜まってきて、気がつくと痛みが取れない…腱鞘炎になってしまうこともあります。
ウチの妻も例に漏れることなく腱鞘炎になってしまいまして、結構重症だったんで大変だったんです。
しかし驚きの方法で一発で治すことができました。腱鞘炎で悩んでいるママさんにはぜひ知ってほしい内容です。
生後1ヶ月の時点ですでに…
うちの娘の出生体重は2500グラムだったので、平均よりは小さめでした。その後の成長も体重で言えばそこまで重い方ではありませんでした。
それでも生後1ヶ月くらいのころにはすでに妻の手首はヤラれはじめていました。最初は抱っこするときに痛みが走る程度だったのですが、少しずつひどくなっていって、最終的にはちょっと触れるだけでも激しい痛みが走るようになってしまっていました。
そのころには助産師さんに勧められた腱鞘炎用のサポーターを使っていましたが、イマイチ効果が見えませんでしたし、おむつ替えや授乳などで頻繁に手を洗う必要があり、そのたびに付けたり外したりしているのが非常に手間なようでした。
手首用サポーター 手首安心 ブラック-F
このサポーター自体、悪くはなかったのですが脱着がどうしても面倒だったようで付けていない日も多くなりました。
それでは回復も見込めませんし、痛み方もさすがに日常生活に支障をきたすレベルの症状だったので、病院へ行くことを勧めました。
腱鞘炎って何科を受診すればいいの?
さて、いざ病院に行くとなっても「腱鞘炎て何科の病院に行けばいいんだろ?」という素朴な疑問が浮かびました。調べて見ると整形外科が良いようですね。
産院は総合病院だったので、そこに行っても良かったのですが、調べてみると評判の良さそうな整形外科があったので、そこを受診することにしました。
そしてそこで受けた処置は電気治療でした。
私も昔、スポーツをやっていて接骨院や整形外科に通っていた経験があるので知っていました。患部にジェルを付けたパッドを当てて微弱電流を流すというヤツです。自分の経験則からも「あの効かない治療」というイメージしかありませんでした。
その後の妻の様子を見ていてもその治療が効いている様子はありません。そもそも電気治療は継続的に整形外科に通って治療をし続ける必要があるものだと思います。
しかし初めての赤ちゃんが生まれたばかりで毎日忙しく世話をしている妻にそんな時間的余裕もありませんし、赤ちゃんを抱っこするから手首が痛くなるという根本的な原因を何とかしないと、そんな気休め的な電気治療を続けていても時間とカネの無駄のような気もします。
それは妻も当然思っているようで、その整形外科への受診は最初の一回だけで、二度と行くことはありませんでした。
それでも痛み続ける手首
手首が痛かろうと何だろうと、赤ちゃんのお世話はしなくてはなりません。赤ちゃんはママの手首が痛そうだから泣くのガマンしょうかな…なんて思いませんからね。
おむつ替えをしているはずみで患部に娘がかかと落としを炸裂させてしまったときなどは尋常じゃないくらいの痛がり方をしてたので何が起きたのかと非常に心配しました。
義理のお母さんも腱鞘炎の症状は常に心配していて色んなところで情報収拾していました。そんな折、注射をしたら悩まされていた腱鞘炎が治ったというママさんと出会ったんだそうです。詳しいことを聞いてくれた義母さんがそのことを私たちに教えてくれました。
とにかく一発で劇的に治るらしい!
腱鞘炎に効く注射を打った結果
その注射はやはり整形外科で打てるとのこと。結局、電気治療をした病院ではなく産院の整形外科を受診することにしました。そして注射を打って妻が帰ってきました。しかしあんまり効いていない様子で、手首を痛そうにしています。
「効かない場合はもう1回注射打つの?」と聞くと、お医者さんに「このステロイド注射は効かなかったら何度も打つというものではない」と説明されたそうです。
どうしてもダメだったら最終的には外科的手術になるようです。しかし注射を1回打てば、ほとんどの場合は良くなるとのこと。注射を打った直後はまだ痛そうだけど、だんだん痛みが引いてくるのかな?
注射は触るだけでも痛い患部に麻酔なしで打つのでとっても痛いです。妻いわく気絶するほど痛かったそうです。
これは病院でもらってきた腱鞘炎の治療のパンフレットですが、筋を締め付けてる腱鞘が悪さをしているんですね。炎症を起してギュウギュウになっているのでそれを和らげるということです。仕組みはわかりますが、腱鞘炎って、たったこれだけのことで激痛が走るんですね。
あれ?だんだん痛みが引いてきた?
注射を打ってきた当日は痛み的にはほとんど変化がなかったものの、2日3日と経っていくうちにだんだん痛みが減ってきた様子の妻。
「すごい。痛くなくなってきた気がする」
そんなことを言っていたのは注射を打ってから4日目くらいでした。そして1週間が過ぎたころには、痛みが少なくなってきたのを確実に実感できるほどになってきました。そして2週間が経ったころにはあの激しい痛みがウソのように全く無くなってしまったのです!
こんなに効くんだったらもっと早く注射を打っておけば良かったねと2人で話をしました。
妻は左右両方の手首を腱鞘炎で痛めていましたが、利き手である右手の方がより痛みが強かったためにまず右手にだけステロイド注射を打ちました。そして様子見をしていると注射が効いてきて右手の痛みが引いてきました。
その結果、右手を使って日常生活を送ることができるようになったため、左手に無理な負担がかからないようになり、左手の腱鞘炎の症状も少しずつ良くなってきました。
そして右手に注射を打ってから約1ヶ月が経過したころ、右手はもちろん、左手の腱鞘炎も完治しました。
このステロイド注射はマジでスゴイ!
まとめ
日々の育児で腱鞘炎に悩まされているママはぜひ、このステロイド注射を検討してみて下さい。手が痛くないということで生活が一変します。中には効かない人もいるようですが、それは本当に少数でほとんどの場合は注射を1回打つだけで良くなります。
仮に効かなかったとしても何もせずに毎日痛いまま生活を送っているよりは、試してみるだけでもマシな気がします。ウチの妻はこの注射で救われました。教えてくれた先輩ママさん、義母さん、ありがとう。